スギ花粉症 スギ花粉症3月 花粉症4月
急性中耳炎5月 秋の花粉症 インフルエンザ
のどの痛み 耳が痒い 朝のくしゃみ

 

スギ花粉症
昨年スギ花粉によるアレルギ−性鼻炎の症状に苦しみました。今年のスギ花粉による鼻の症状が心配です。治療方法を教えてください。
(61才,女性)


95年のスギ花粉の大飛散についで、今年は大量のスギ花粉が飛ぶものと予想されます。2月の初め頃から約2ヶ月間続き、枚方地域は京都に近いため大阪市内よりスギ花粉の飛散は多いで様です。特に気温の15度を超える日が続くと飛散は本格的になります。
 昨年鼻のアレルギー症状で苦しんだ方には、2月の初めぐらいから内服を開始していただき症状の出るのを抑えています。3月前後の本格的に飛散が起こればより強力な内服薬を使用します。稀ですが局所や全身へステロイド剤の注射をすることもあります。
スギ花粉のシ−ズン中における炭酸ガスレ−ザ−を使ったレ−ザ−治療では、鼻粘膜の表面だけ処理するのでかえって症状が強くなることがあり、当院ではより粘膜の深くまで焼ける半導体レ−ザ−の使用をしています。

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スギ花粉症3月
2月の終わり頃より花粉症の症状が少しずつおこっています。アレルギ−性鼻炎の予防薬を2月中頃から飲んでいたので症状はそれ程急にでることはなかったのですが、だんだんと症状がひどくなるような気がして心配です。これ以上ひどくなったらどうしたらいいでしょうか。
(35才,女性)


花粉症の予防薬(抗アレルギ−剤)を飲んでいないと、暖かくなった春の日突然鼻のかゆみ共にくしゃみ、鼻水がおこり、夜に鼻閉で苦しむことになります。最近は前もって予防薬を飲まれる方が多くなり、症状のでかたもゆっくりと程度も軽くなりその苦痛度も軽減しています。しかしながら、この花粉症の症状のでかたは、飛散する花粉量と個人の感受性の程度に影響されますので、飛散量がピ−クになる3月中は花粉よけのマスクやメガネ等の使用で粘膜に着かないようにすることが大事です。
今年は大量のスギ花粉が飛ぶものと予想されます。3月の本格的に飛散時には軽いステロイド剤の内服薬も使用します。それでも鼻閉等のある時にはアレルギ−反応のため腫れている鼻内粘膜局所への少量のステロイド剤を注射するとほとんど改善します。全身へステロイド剤の注射をすることもありますが副作用の問題と効果の点から非常に稀です。

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花粉症4月
3月中頃からのスギ花粉症に苦しみました。いつもと違い病院でもらった薬でもよくなりませんでした。毎年6月ぐらいまで鼻の症状と眼の痒いのが続きますが、スギ花粉が飛んでいるのでしょうか。
(31歳、女性)


今年3月中頃からのスギ花粉の飛散量は大阪で大変多く、昨年の量と比べると10倍くらい多い日がありました。そのため、日中の眼の痒み、夜間、朝方の鼻閉、鼻水で苦しんでおられる方が本当に多いと思います。市販の薬はもとより、医療機関で処方するステロイド剤の内服でも効果がない方が非常に多いです。スギ花粉飛散量のピ−クは過ぎましたが、まだまだ多く飛ぶ日がありますので、マスクやメガネ等の使用で粘膜に着かないようにすることが大事です。これで約半分程度の花粉を除くことができます。
 枚方地域では、スギ以外にヒノキが4月末まで、6月までカモガヤの花粉が飛びスギ花粉と同じ症状がでます。特にカモガヤは眼の痒みが強いようです。採血検査で花粉症の原因を確認できますので、調べられて耳鼻科医と対策を考えられることをお勧めします。

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急性中耳炎5月
夜中に「耳が痛い」と6才の子供が急に泣き出しました。急性中耳炎でしょうか?どうしたらいいでしょうか?
(28才 女性)


急性中耳炎とは、鼓膜の裏にある空洞(中耳)で炎症がおこったものです。風邪をひき鼻水がでていますと、鼻で炎症をおこした細菌が鼻と耳をつなぐ耳管という管を介して耳に侵入するとおこります。耳の強い痛みや発熱があります。赤ちゃんでは、機嫌悪くなり、強く泣く、高熱、耳に手をやる、耳だれが出るなどの症状がでます。子供の耳管は太く短く水平になっているため、1〜6歳頃の子供に多い病気です。             
  夜中や休日にこのようなことになるとお母さんは大変だと思います。応急処置として、耳の周囲を冷やしたり、痛み止めを飲ませてあげて下さい。軽い場合痛みはそれほど長く続きません。翌日は必ず耳鼻咽喉科医を受診して下さい。耳鼻科では、耳の処置と感染源である鼻の処置を行います。ひどい場合、鼓膜の局所麻酔後に鼓膜切開により膿を取り出さなければ高熱や痛みが改善しない時もありますので、救急診療の先生や消防署の方と相談してしかるべき施設を紹介してもらって下さい。
一般に1週間以内でよくなりますが、痛みがなくなってからも、難聴を伴う滲出性中耳炎に移行することがありますので。しっかり通院して治しましょう。

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秋の花粉症
毎年秋になると、くしゃみがひどく鼻水が出て困ります。時々目も痒くなりますがかぜでしょうか。どうしたらいいか教えてください。
(29才,女性)


秋の花粉症の可能性があります。くしゃみ、鼻水の症状はかぜにひき始めとよく似ていますが市販のかぜ薬や鼻の薬を飲んでもなかなかよくなりません。しかしながら、耳鼻科医なら鼻粘膜の色を見れば、かぜか花粉症(アレルギー性鼻炎)であるかすぐ判断できます。
花粉症の8割は春のスギ花粉によるものですが他に花粉症をおこす植物は50種類以上あるとされます。秋にはアキノキリンソウ、ブタクサやヨモギの花粉症が多くこれらの花粉は半径数キロメートルしか飛びません。すなわち枚方在住の方なら淀川、天野川、穂谷川等の河川敷、京阪電鉄の周囲、各ゴルフ場付近に花粉症を引き起こす植物があると考えられます。特にアキノキリンソウは11月末まで飛びこの地域では注意が必要です。晴れた日、風のある日は鼻の症状はひどくなりますので注意しましょう。外出からの帰宅時に鼻や眼を洗いうがいをしましょう。また、抗アレルギー剤の内服、点鼻液の使用、鼻粘膜のレ−ザ−治療等も有用です。

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インフルエンザ
昨年、インフルエンザの予防注射をしませんでした。今年もインフルエンザがはやる可能性があるとききましたがどうしたらいいでしょうか?
(67才、女性)


安心してください。いろいろな方法があります。インフルエンザウイルスは呼吸とともに鼻やのどから体内に入り、気管や肺の粘膜まで感染を広げていきます。インフルエンザの症状は、ウイルスが粘膜細胞に入りその中で増殖することによる炎症です。まず急激な発熱(38〜39度以上)がおこり、体のだるさ・頭痛・腰痛・関節痛などがおこりひどい状態では肺炎にもなります。
 このインフルエンザウイルスの増えるスピ−ドはすごく速く、1つのウイルスが24時間後には約100万個にもなります。当院でもインフルエンザの予防注射は患者さんに行いませんでしたが、現在では簡単に短時間でインフルエンザA型、B型の感染診断検査ができますし、もし感染がわかったら吸入タイプの抗インフルエンザウイルス剤がありますのでなるべく早く使用してもらうようお伝えしています。また、予防の基本としてうがいを励行して頂くことが大事です。

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のどの痛み
春の終りごろより一ヶ月に一度のどが痛くなります。ひどくなると高熱になり、痛いため食事もできません。のどの奥をみるとのどの両脇に白い膿がついています。治療法を教えてください。
(26才、男性)


かぜと違い扁桃炎がひどくなっている状態です。のどの奥の左右にくるみ大の扁桃腺があります。ここに細菌感染が強く起こり膿がつくようになると抗生剤や鎮痛剤を飲んでもなかなかよくなりません。耳鼻科でこの膿をきれいに洗い流したり、点滴をするほうが効果的です。ご自身ではよくうがいをしてください。酒・タバコは控えてください。
 この方の様に何度も繰り返す場合は、扁桃腺を摘出したほうが早く解決します。耳鼻科の先生から手術病院を紹介してもらってください。全身麻酔で1時間程の手術ですが少なくとも5−6日の入院が必要です。術後の局所の回復は大人よりも子供の方が早く、日本人より欧米人のほうがいいようです。以前勤めていたドイツの病院では、術後3−4日で退院されていましたが、我々はゆっくり休養したほうがいいような気がします。

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耳が痒い
一週間前の耳掃除後から耳がかゆくなりました。耳掻きで掻いていると痛みが強くなり、
今では耳たぶを触っても痛みを感じます。どうすればいいでしょうか? 
(45才 男性)


耳掃除のしすぎが原因です。かゆいので掻く、掻くと気持ちがいいのでますます掻くという繰り返しで耳の壁が傷ついたのでしょう。耳の入り口から鼓膜までの空間(外耳道)は湿度が高く(80−90%)、耳垢等もあり、細菌にとって増殖するために非常に都合のいい場所なのです。
 外耳道の皮膚は薄く、その下にコンクリートのように硬い骨が土台となっていて、傷がつきやすい場所なのです。悪化すると膿がたまったり、真菌(カビ)の感染をおこすと外耳道がカビでいっぱいになってしまいます。スイミング中に耳に水が入った人や耳掻きの癖のある人は要注意です。特に耳掻きでごしごし掻くというのはいけません。かゆみや痛みだけなら、それ程ひどい状態ではなく耳鼻科で消毒し軟膏をぬれば2−3日でよくなります。

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朝のくしゃみ
朝起きるといつもくしゃみが出てしまいます。その後鼻水と鼻づまりがおこってしまい悩んでいます。毎日沢山のテイッシュを使ってしまい、家族からかなりひんしゅくをかっています。なぜこんなことが起こるのでしょうか。治療方法があれば教えてください。


ちょっとむづかしい言い方をしますが、人間の体は意志にかかわらず自動的に調節する機能があります。その機能の一つとして自律神経が働きます。早朝時や睡眠時にはその自律神経のなかで副交感神経が交感神経より強く働くとされています。
この状態で体内のホルモン(副腎皮質ホルモン)の量は少なくなり、鼻の粘膜はいろいろな刺激に対して敏感になります。たとえば、朝起床の動作をすることで、床やベッドにあるウイルス、細菌、家塵、ダニ、花粉等の微粒子が空気中に舞い上がります。それらを鼻から吸い込んでしまうと、鼻の粘膜を刺激してしまいます。この刺激は三叉神経を介してくしゃみがおこり、その後鼻水が出たり鼻づまりが生じます。
たぶん、この方の鼻粘膜は過敏に反応しているものと思いますが、このような症状は我々現代人に結構多く、朝テイッシュを持ち歩いている方は意外と多いのではないでしょうか。治療として原因となる物質を調べ、なるべく取り除くことが大切です。または体が過敏に反応しないようにアレルギー剤の内服、点鼻液の使用、鼻粘膜のレ−ザ−治療等も有用です。

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